生きて死んでもう一度

9日、休み。泥のように眠り、徹底的に怠惰に過ごした。とは言っても11月のライブもあるし、ギターを触ってみたりしてる。ある曲をパンク調にアレンジしてみようと思ったのだが、ただテンポが速くなってディストーションかけただけみたいな感じになってしまった。結局途中で断念して就寝。
10日、休み。母親と出かけた後、以前から欲しかったALLISTERのカバー盤を購入。実にいい。他にも色々あったんだけど、今月は色々使いそうなのでやめておいた。家に帰って買ったCDを聞きつつ、就寝。
11日、学校。午前中は文化祭の事後処理に追われる。午後は授業だったが、とても集中できたモンじゃないよね、文化祭直後の授業。文実でパーティーをやって帰宅。家に帰ってから「ユナイテッド93」を見た。余計な解説とか、ドキュメンタリーにありがちな興ざめしてしまう要素が一切無くて秀作。ラスト10分はただ口を開けて見ていることしか出来なかった。落ちていく飛行機の窓から見える緑の景色…恐ろしかった。
それにしても、9・11からもう6年も経つんだね。俺はまだ小学6年生で事の重大さとかが良く分からなかった。そのあとイラクアフガニスタンへと飛び火していく戦争を、俺は完全に他人事として捉えていた。それから6年、俺は未だに身近にテロとか、銃弾が飛んでくる恐怖とは無縁の世界で生きている。もしかしたら明日世界が滅びるかもしれない、そんな中口を開けて生きる事を許されている。そんな俺たちだからこそ、出来ることもあるような気がするのだ。「俺たちには世界を変えることなんて出来ない」そうかもしれない。だから、もっと狭い視野で良いんだ。自分が見える世界で良い。仲間内とか、クラスメイトとか。せっかくこんな悲しい日があるんだ。普段考えない事を考えてみるのもたまにはいいじゃないか。
もっと、俺たちに出来ることをしようよ。考える事を始めてみよう。それがきっと、世界を変えるんだと思う。