こんばんわ天才です
「THE WINDS OF GOD」を見た。感動したー久しぶりに。



あいどんわなだーい ふと一年生の時の文化祭を思い出した
ライブして、吹奏楽部であっちこっち動き回って、クラスに行って、2日目には好きだった子がいなくて、後夜祭のバンドを見て泣いて、花火を携帯で撮ってあの子に送って、帰りにデニーズで飯を食った。ネクタイを直す手がエロいと言って笑った。あいつらは僕の話す言葉に耳を傾けてくれて、僕が死にたいと言ったら涙を流してくれた。僕は泣かなかった。あいつらは僕に一人じゃないよって言ってくれた。自転車で帰りながら僕は僕の夢の話をした。恐らく僕が自分の夢について話したのはあの時だけだと思う。僕は帰ってからたくさん泣いた。

僕はあのときから変わってない。

一年経つ間に世界は完全に変わった。みんなそれぞれ成長して恋をして痛い思いをして泣いてたくさん時間が過ぎた。今僕には好きな子がいて、バンドもなくなってて、僕を取り巻く世界は全然違ってた。けど僕は変わらなかった。変わりたくなかった。

世界は変わった。

世界は変わってしまった。変わらない僕の世界は僕一人だけのものなので、変わることはない。だから世界は僕を置いて歩き出した。僕は変わらない。変わろうとも思わない。僕は大人になりたくない。なろうとも思わない。例え上っ面が大人だったとしても僕の芯は子供だ。ガキだ。十六歳だ。それでいい。僕は世界についていく為に変わろうなんて思わない。僕は誰かの意志で変わるつもりはないんだ。僕は僕の意志で変わらないまま世界についていってやる。




明日から寒くなるらしい。みんな風邪ひくなよ